神楽坂の小道で一番賑やかなのは本多横丁で
この道の両脇にはびっしりと路面店の食事処が立ち並んでいます。
夜のネオンの頃が断然雰囲気出るね。
どこに入ろうかとうろうろしているときに
お店の前にちんって立っている割烹着のおばあさんがいて
どんなお料理か聞いて見たら丁寧に感じよく話してくれて・・・
いつの間にか入っていたお店です。
神楽坂らしい雰囲気のある外観。
昔からある老舗のようです。
和食【川庄】さん。
お料理屋さん、昔風にいえば小料理屋さんといった感じで
早めの時間だったので私たちが第一客人でした。
席はそれぞれ仕切りがあって個性的な和のインテリアです。
天井とか、京都の高台寺にある千利休ゆかりの茶室を思い出しました。
BGMはなしで静。
こちらのメニューには値段がなく
初めてのお店だったのでハラハラしたのですが
お刺身の盛り合わせ、
うなぎの肝
カモ焼き
しめはおうどん
ぜーんぶおいしかったです。
ちゃんとしたお料理なのでそれなりに値段はしました
何を注文しても変なものはださないなと感じます。
厨房は2階にあるので
作っている人のお顔を見れなくて残念。
こういうお店ならテーブル席で食べるより、割烹やお寿司屋さんのように作っているのを見ながら食べたい気もします。
2人でお料理とビール、お銚子などいただいて15000円。
味と雰囲気総合して適正価格かな、
常連さんで持っているお店だなと思います。
私は京都出身なのでこういった値段のわからないお店は慣れてますけど、
特に若い人たちは入りにくいし
会社帰りのサラリーマンにとってもちょっと頑張らないと選ばないお店。
人通りの多い通りだし流行っていると思いますが
和食離れでお客が少なくなった・・とおかみさんは言っていました。
というか和食の価格破壊してしまった末のこういったお店離れだと思います。
今は大手飲食チェーンがこういった本格料理を安く出しているお店も増えたし、3000円で本格コースが食べられる時代。思考を凝らせてネット媒体を使って口コミを増やすなどしないと、残れない飲食業ですしね。
景気が良くなっったとしても昔方式は変えていかないといけないのかな
と同じ飲食業界なので考えたりしました。
河庄 (割烹・小料理 / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5