浅草寺は
観光客でこんなんで雷門から仲見世を通って
ようやく浅草寺でお参り出来た頃にはへとへとなんですが
その後ろ側に出るとしーん・・、
観音裏道りはこの通りひっそりしていて面白い。
人混みで人あたりしたので
隠れ癒し名所だという【待乳山聖天】へ向かいました。
先日、浅草・中村座公演を観に来た太秦Kちゃんが立ち寄った際
このお寺は気がいい!と聞いていて
実は私も仏像の師匠 吉田さんのこの本で気にはなっていたんです。
お寺で遊ぶ東京散歩
本によると待乳山(まつちやま)は浅草の発祥の地で
敷地に入ると明らかに他と違う空気が流れていると。
確かに、それはいい意味で神聖な、ちょっと清らかな空気。
山とつくけど小さな丘くらいなのでしんどくありません。
変わっているのがこちらのお供えは大根なんですよ。
初めて来たので、こんな大きな大根を1本かったところで
どうやってお参りしたらいいのかわからず、とりあえず本堂におじゃますると
わぁお堂に大根がいっぱい!
お堂内は写真が撮れなかったのですがこちらでみられます。
大根は身体を丈夫にしていただき、良縁を成就し、夫婦仲良く末永く一家の和合を御加護頂ける功徳を表しています。巾着は財宝で商売繁盛を表し、聖天さまの信仰のご利益の大きいことを示されたものです。
地元の人なのかな、女性が熱心にお経をよんでられて、そのあと、あの大根を持って慣れた感じでお供えする若めの女性。そのあとにも大根を抱えた女性が・・・
外に出るとサラリーマン(営業職)らしき人が本堂のサイドからひざまづいて拝んでいたし、
とってもご利益ありそうです。
本堂では珍しさもあるけど気持ちがよくって
20分ほどいさせてもらいました。
天井を見ると竜です。
ある日、こんもり山になってここへ龍が降りてきてこの地を守ったそう。
ご本尊が聖天様で、今回知ったのですが
白い象に姿を変えた観音様とガネーシャが合体した姿をした像なんです。
聖天さまは秘仏で見ることはできません。
画像検索すると聖天様はこんな感じなんだ!と驚いた。
ちょっとエロティックだからと思うんですが
功徳が強すぎるから見てはいけない秘仏ということになっているのかなぁなんて。
聖天様のシンボルは、大根と巾着。
大根は良縁。巾着は財宝という事だけど
裏の意味として、大根は男性、巾着は女性・・と本にて。
そこかしこにシンボルの大根と巾着
この絵柄がセンスがあってとってもおしゃれだと思いませんか?
天井の龍も、グッズも洗練感。お寺ってこういう所で差がでるね。いくら立派でもグッズや飾りや絵柄がダサい所けっこうあります。
密教って面白いね。
仏教の発祥インドがぷんぷん香ります、エキゾチックで好き。
密教であるので護摩供養などありますがここは「浴油祈願」いって
ごま油をかけて護摩供養するらしい。護摩&胡麻。 アーユルヴェーダのオデコにごま油のシロダーラを連想する、こういうのもエキゾチックで好きです。
『浅草名所七福神』のひとつ(毘沙門天)でもあるので
待乳山聖天のご朱印を頂くときに「七福神ですか?聖天さまですか?」って聞かれて今回は聖天様。
歓喜って書いてある~頂いただけで嬉しくなるご朱印です。
こちらに、ちっちゃーなケーブルカーがありました。
数十段の階段のお寺ですが一応山ですもんね。
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手動で開けて閉めます。
しゅっぱ~つ 短いレールなのであっという間に到着
楽しかったです。
立派な庭園もありましたよ♪
四季を感じられそう、この日はツツジがきれいでした。
せっかく浅草なんで大黒家の黒い天丼食べたよ。
次の記事にて♪
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Pray For Nepal
ネパールで大きな地震があって、
太秦KちゃんもWジもネパールに長期滞在していたので知り合いも多くて心を痛めているところ。現地の話を前からよく聞いていたので私もひとごとじゃなく・・
出来るだけたくさんの人が助かりますように。