マノワ (MANOIR)という
恵比寿(もう広尾になるのかな)にあるフレンチのランチに誘われて行ってきました。
場所は明治通り沿いから少し入ったところ。
12時に入って出てきたのは16時で
よくもまぁ飽きずにいられるねって男性諸君にはいわれそうな長居ぶり。
お店にも帰り際「長くなってすみません・・」
と言ったら「みなさん長居ですよ」って。
そうか、高級レストランはお客さんの回転数は関係ないのかな。
3500円(本格シャンパン付)なのにディナーのような立派なお料理とおもてなし
この値段のランチって、豪華ではあるけどお得だと思います。
マノワは
お料理、お酒、ホスピタリティ、ゆったりさ全部全部で
お得だったと思います。
フレンチやワインに詳しくない私ですが
同席のあとの2人はツウ。
姉妹なんだけどいつも誘ってくれたお店はいままで外れがなく、もう全面的に信頼していていつも楽しみにしているんです。
メニューは食材と料理の仕方を細かく説明していただきました。
メニューに載っていないものもあって
迷いに迷って時間をかけて「どれにする~これにする?」って20分は決まらなかった。
おいしい~シャンパンをいただきながら
最初にセットされたバターとパンだけでも感動のおいしさ。
食べても食べてもいつの間にか追加されてて打出の小槌バケット。
もう前菜をいただく前に1杯目のシャンパンは飲み干してしまったので。
3人で別のワインを1本註文。
このワインも詳しい2人にお任せで。
もうすぐ2人はフランスのシャンパーニュ地方へワインめぐりの旅が控えていたので、シャンパンを。
泡のワインを全般にシャンパンと呼ぶような感じですが実はシャンパンと呼ぶのはシャンパーニュで作られたものだけです。
2人曰く、マノワはシャンパンの種類が豊富でお得なお値段なんだとか。
パリからシャンパーニュまでが1時間のアクセスだという話。
シャンパーニュ地方でシャンパンを飲むと安いんだけど、パリで同じものを飲むと途端に値段が高くなるそう。関税輸入の関係で東京で飲むともっと高い。
だけどこのお店では安めの設定なんだそうです。
そのうちに、シャンパーニュの村のおじいさんの話や今度宿泊する部屋数のことまで、あのオーナーさんは(あたりまえだけど)フランス通!話に花を咲かせていて、そういう会話を聞いているだけで楽しかったです。
ワイン専門用語も心地よく、わかりやすく・・
たまにスジェとかプルミエとかフランスバレエ用語とか、ベルサイユのばらで読んだ地域みたいなのが出てきてうれしい。
いわゆるワイナリーのことはメゾンというんだって。
大きな有名な社は自家農園ではなく契約農家からのブドウでつくるんだけど、会社独自な製法が入り込んでて繊細だとか、ちっちゃな家族経営のメゾンがあってそこのおじいさんがもう死にかけだからそこのワインを買いに行ったほうがいいとか、男性だと売ってもらえないとか(笑)
フランスワインの世界を楽しみました。
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白いアスパラの前菜 ここにもウズラの温泉卵の玉が!
こげの部分はパルメザンチーズで、すごく子おばしかった。
カブのスープ
おいしい!ほんとうに。
ワインも進みます。
フレンチってのは繊細で、目でも楽しませてもらえますね!
このシメントリーな盛り付けもアートです。
デザートは3人で3種いろいろ頼んで
フォンダンショコラ(あたたかいチョコレートケーキ)とフランぼわーずのこんなの
もう一種はチーズの盛り合わせ
となれば赤ワインをグラスで追加してしまうという
調子の良さ。
最後はコーヒーでしめたけど
この後ガーデンプレイスまで歩いて買い物に行ったものの
もう皆目が酔っ払いで、洋服や雑貨を見ているようでみてない。
大きい犬がオープンテラスカフェにたくさん座っていて
その子たちに3人で抱き付いていたという
酔っ払い具合でした。
私は自転車で来たので完璧に飲酒運転、すみませんでした。